「NSCA CSCSの資格認定条件が変わるって聞いたんだけどいつから、どう変わるの?」
現在のNSCA CSCSの資格認定条件
まずは、現在(2025年8月)のNSCA CSCSの資格認定条件をおさらいしていきましょう。
- NSCAジャパンの会員
- 学士以上の取得者、または高度専門士の称号の保持者
- 有効なCPR/AEDの認定者
- CSCS認定試験 基礎科学セクションの合格
- CSCS認定試験 実践/応用セクションの合格
資格認定条件の変更については、太文字にした学士以上の取得者、または高度専門士の称号の保持者という条件です。
これまで大学を卒業していればCSCSを受験できましたが、CASCEの認定プログラムの卒業生しか受験することができません。
ちなみにCASCEは、Council on Accreditation of Strength and Conditioning Educationの頭文字です。
CASCEについては詳しく知りたい方は英語のサイトになりますが、こちらのサイトを見てください。
アメリカでは2030年1月から変更
アメリカの場合には、2030年からCASCEの認定プログラムの卒業生しかNSCAのCSCSを取得できなくなります。
日本人でアメリカに留学し、ストレングス&コンディショニングコーチになってスポーツ現場で活動したい!と考えている方は、いつ卒業するかによってこの資格認定条件の変更に影響されるかが変わってきます。

個人的には、2029年までに卒業するとしても、すでにCASCEに認定されたプログラムがある大学を選んだ方がいいと思ってます。
すでにCASCEに認定されているプログラムはこちらのページでリストになっているので参考にしてください。
日本(アメリカ国外)では2036年1月から変更
日本というか、アメリカ国外では、2036年からこの条件が有効になります。
まだCASCEに認定されているプログラムのリストには、アメリカ国内のプログラムしかありません。
注意しなければならないのが、NSCA ジャパン認定校のCSCS認定校とCASCEの認定制度とは異なる点です。
NSCA本部はどのようにアメリカ国外でCASCEの認定制度を展開していくかは検討中です。
ただ言えるのは、これからNSCAのCSCSを取得し、ストレングス&コンディショニングコーチとして活躍したいと思っているのであれば、NSCA ジャパン認定校のCSCS認定校の中から進学先を選ぶのが無難です。
そして、CASCEの認定プログラムになる可能性が高いのは、NSCAジャパン認定校のCSCS認定校であると言えます。
僕は日本で2004年にNSCAのCPT、アメリカで2012年にCSCSを取得しました!
NSCAのホームページを参考にして資格認定条件の変更について解説します。